2008年9月21日日曜日

城殿さんからマナグア便り

じゃんぐるの皆様

 皆様、お元気でお過ごしのことと思います。
 すっかり"きまぐれ通信"になっているニカラグア・マナグアからのお便りです。昨日は、独立記念日で。今日は、サン・ハシント(アメリカ人W.ウォーカーらがニカラグアを侵略し一時この国を治めていたのを、独立の口火がこの名前の牧場から始まったのを記念しての休日。すべての公的機関にはRuben Dario, Augusto Sandino,それに反乱がはじまったこの牧場の様子の3つの絵がどこにも飾られています)の日の振り替え休日で、先週末から4連休です。

 連休前に1泊2日で北部のコーヒー栽培地帯を私の職場で一番のコーヒー通のおじさんの誘導で見て回ってきました。もっぱらコーヒーおじさんの自主性を重んじて、今回の出張計画に私はいっさいちょっかいを入れませんでした。メニューはなかなか盛りだくさんで、通常であれば、2泊3日でも足らないないようでしたので、2日間続けて昼ごはんを食いそびれ、夕方に2食分を掻きこむ有様。今回巡ったホンジュラスとの国境に近い起伏の激しい地域で途中渡渉した曲がりくねった山道を上がったり下がったりの繰り返しで、パン・アメリカン本線を除けば地方の道はほとんどが未舗装。おまけに、激しい豪雨で土が流されたり、斜面が崩れたりで、いつも使っているランクルでもなかなか難儀な個所が数多くありました。

 ニカラグアでは首都のマナグア周辺でもコーヒーが栽培されていますが、標高がせいぜい500メートルどまりなので、このようなところはいわゆるロブスター種で病害虫に強い反面品質面で見劣りします。それに比べると、北部の山岳地帯は昔から良質なコーヒーの生産地で、日本ではあまり知られていませんが、毎年国際的なコンペで好成績をあげているコーヒーは今回訪問した地域の1つ、ヌエバ・セゴビア産のもの。今年は1キンタール(だいたい65kg)4,000ドル(焙煎前の緑豆で)で取引されたものもあるそうです。この地域のコーヒー栽培農家のほとんどが所有面積1ha以下のところが多く、いくら高く売れるからといってもコーヒーだけで生計を営むことは困難です。時々みかける大面積のコーヒー生産者は別の場所に住み、アグリビジネスとしてコーヒーを作り、同時に自前の加工場を持っており、最近のように国際価格が好調な時期には十分な稼ぎがあります。しかし、ほとんどの中小農家は面積が限られていますから、コーヒーだけでなく、自家消費用に口にする果樹や野菜を植えたりして、作物の多様化と有効利用に努めています。これには、国よりも地元のNGOや組合組織が深くかかわってきたようです。

 サンディニスタ政権はいろいろ問題を持っていますが、すくなくとも地方の貧困に真正面に取り組む姿勢はこれまでの政権になかったことで、貧困層には根強い支持があります。特に地方に行くとサンディニスタの末端組織の幹部は良かれ悪しかれ、とても熱心です。ヌエバ・セゴビアには小農がこのような限られた土地利用の多様化を積極的にすすめ、コーヒーのみならず果樹や野菜の有機農業(最初から意識的にとりくんだというより、現金収入の口が限られているので、身近な資源を利用した結果、それが一番理にかなっているという結論に達したようです)を実践して、自分たちの強みを出そうとしているようです。そのためには、小農同志の結束を強めることが決め手になるので、いつも人を出し抜くことを考えているような人はそのようなグループにも関心を持たず、貧困状態にあえいでいるのが実情です。
 たまたま、今回訪問した場所やグループがその傾向が強かったので、そのような印象をもったのかもしれません。彼らと話していて、フェア・トレードという言葉を随所で耳にしました。現に、訪問した多くの団体は有機コーヒー(国際的な認証済み)を介して米国やEC諸国のこの問題に熱心な機関や団体と密接なかかわりがあるようです。

 コスタリカのコーヒー地帯は雲霧林を切り開いたところに多くが分布していますが、今回訪問した北部の山岳地帯は熱帯の雲霧林ならぬ松林が自然植生の重要な部分を占めています。この一帯に自生するマツは数種類あるそうですが、一見すると素直に伸びたクロマツをイメージします。それにしても、マツの林床にコーヒーの取り合わせがユニークに思えますが、北部の山岳地帯では極めてありふれた光景です。日本ではマツが自生しているところは滋味がなく酸性度が高いというのが相場ですが、コーヒーは意外とやや酸性の土と水持ちの良い土が良いのだそうです。マツの大木の根元にモンテ・ベルデの着生植物や苔で覆われた雲霧林のような光景が見られるのも新たな経験でした。中米もいろいろです。それでは、今回はこのへんで。

城殿 博 Hiroshi KIDONO,Ph.D.
ニカラグア国農牧林業省付アドバイザー

写真:
平均的な朝食。その名もデサユノ・カンペオン
山間の寒村の表通り
あと1月少々で赤くなるコーヒーの果実
ただいま焙煎中のコーヒー豆
松林の林床に植えられたコーヒー
NGOの垂れ幕_森がなければ水もなければ命もない。私たちがそれを守るのが務め






9月15日アルミ缶作業

参加者(みつき、つちや、すずか、はるか、ふくなが、さとこさん)

夏が終わって初めてのじゃんぐるはアルミ缶潰しとゴミやスティール、
袋に溜まった水を取り除く作業から。
発酵した臭いに子どもたちは鼻をつまんでいました。
この作業をもう20年もやってますが、
リサイクル意識の高まりでずいぶんきれいなアルミ缶が集まるようになりました。
今日は、この他に冬までの予定を立ててみました。
*バザー
*遠足
*稲刈り
*星をみる会
*講演会
などなど

福永

はるか:アルミ缶のほかにスティールやゴミが入っていて大変だったけど
たくさん集まってよかったです。
すずか:たいへんだった・・・
みつき:べつにぃ・・・
つちやさん(みつきくんのおかあさん):たくさんあつまってよかったです。
また(じゃんぐるで)楽しいことができればいいですね。


2008年9月5日金曜日

8月15日モンテヴェルデ便り

寄付キャンペーン 2008-2009

ここモンテベルデ 保護リーグにおいてこの一年に達成したことを大変嬉しく思います。疑いようもなく、それは我々のゴールを達成しようと一生懸命な熱意を見せてくれたスタッフ達と、多くの価値ある寄与を寄せてくれたコスタリカ内外の参加者達の努力が合わさったものです。

この努力の相乗効果によって、新たな現地拠点を6千万コローンを投資してポコソルにおいて開始しようとしています。また、BENに加わる約40ヘクタール近くの新たな土地購入の交渉が終結しようとしています。バホ・デル・ティグレ、ポコソル、それにサン・ゲラルドへの訪問者は増加していますし、管理の成功と資金の流入により人事面においても安定的な体制を整えることができました。

今現在、来年も今年と同じように成功したと言える年になるように働いています。

また、ウェブサイトも現在デザインを刷新改良して情報と活動の促進ができるような情報源とするようにしています。MCLの会員や一般の人達がもっと簡単にMCLとBENについての情報を得られるようにする為です。

私たちは、ポコソルとサン・ゲラルド野外拠点において電気得られるようにするという目標を設定しました。これによって、発電のためのガソリン使用を減らすことができると思います。また同時にこれら拠点において汚染を減らし二酸化炭素の発生を減らすことができることでしょう。

私たちは、現在の保護要員と整備要員の数を維持することにしました。またできることならあと最低でも4名増やしたいと思っています。我々の環境教育プログラムは引き続き行われ、このプログラムの活動を継続し、BEN内における水資源に焦点をあてた調査を開始し、そして正式に再森林化の計画を再構築するのが目標です。これら計画を達成するには水力発電会社との間で締結する環境サービス計画の下での契約から得られる資金を使います。この契約によってこれら活動だけに使われる毎年約2万ドルの支払いが保証されるのです。

もちろん、土地購入キャンペーンが引き続き私たちの主目的の一つであります。そして何と言ってもそれこそが、モンテベルデに始まり最終的にアランフエスとラルゴタス河の間のニコヤ湾に達するベルバード生物学回廊に我々が寄与できる一つの方法であるからです。
これらの目標はちょっと考えると簡単に見えるかもしれません。が、入手せねばならない一つ一つの要素や詳細を考えてみると、それらを達成するには膨大な努力が必要とされるのです。

MCLの2008年―2009年度の活動に参加しましょう。あなた方の様な方々からの援助があってこそ我々は成功できるのです。自然遺産保護への貴方の投資は必ずや報われますし、私たちがそのためにより力強い努力をすることができるのです。あなたの寄付をお送り下さい!

目標は
1万ドル  保護及び観察プログラム
1万ドル  活動及び管理プログラム
1万5千ドル  再森林化、リハビリテーション、及び地球気候変化の緩和
1万5千ドル  環境教育プログラム
1万ドル  サン・ゲラルド電気プロジェクト
2万ドル  一般基金
15万ドル  保護のために土地購入
3千ドル  エンダウメント基金キャンペーン

MCLへの寄付は、税管理局の2006年6月18日付けATP06-353-2006項により税控除対象となります。

海外での寄付は、アメリカ合衆国、ドイツ、英国、スペイン、スイス、そして日本にある我々の姉妹組織を通してもできます。

MCLは1986年に創始された、会社認証番号3-002-075865を有する、33632-J法による国家利益のための公益事業者としての非営利市民組織です。我々の使命は「熱帯生態系及びその生物的多様性を、保護し、立案し、回復する」というものです。

より詳しい情報を必要な方は我々のオフィスをお訪ね下さい。場所は蝶々園の約50メートルほど手前右側で、住所はセロ・プラーノ、モンテベルデ、プンタレナスです。電話は(506)2645-5003, (506)2645-5200もしくは (506)2645-5851,エーメールは、
gisrodriguez@acmcr.orgです。ウェブサイトは www.acmcr.orgです。

敬具
カルロス L. ムニョス
代表役員

モンテベルデ 保護リーグ及び子供たちの永遠の雨林
電話(506)2 645-5003, (506)2 645-5200 Fax (506) 2 645 5104
イーメール gisrodriguez@acmcr.org ウェブサイト www.acmcr.org
P.O.Box: 124-5655 Monte Verde, Puntarenas; Costa Rica

(訳:楠 茂幸)

8月21日モンテヴェルデ便り

友人、協力者、仕事仲間の皆さま、


モンテヴェルデ保護連盟(MCL)のエグゼクティブ・ディレクターであるカルロス・ムニョス氏が2008年8月22日付けで
MCLを去ることをご報告いたします。

カルロスは、タフツ大学フレッチャー法律外交大学院の修士課程へ入学することになりました。
人生の新しいステージでの、彼と彼のご家族の成功を心よりお祈り申し上げますとともに、彼が自然の遺産を守るための新しい方法を見つけてくれることを期待しています。

カルロスは、アクティブ・アソシエイトとして、今後ともMCLやBEN(こどもの永遠の森)と関わっていきます。

人事担当
ジセル・ロドリゲス

(訳:寺田祐子)

8月19日ACM便り

<コスタリカ滞在中の甲斐さんからのお便りです>
こんにちは。ご無沙汰しております。
先日(15日)に初めてポコソルへACMの皆さんと行ってきました。ステーションが食堂横に新しく建て替えらて、簡単ですが、建設にあたり寄付等をいただいた方々の記念プレートお披露目がありました。まだ内装とかが未完成でしたが、とても素敵な建物ができてました。部屋は1階に2つ、2階に5つでうち3つがロフト付で、各部屋に2段ベットが2つずつ入って合計28人が泊まれるようです。すべての部屋にトイレ、シャワー付でバルコニーも付いてました。1階には50人ほどが講義が受けられるフロアもあり、屋根裏に洗濯物干し場もありました。朝8時に2台の車でモンテベルデを出発し、アレナル湖をぐるりと回って12時にポコソルに到着、帰りは6時半に3台でポコソルを出発し、モンテベルデへ着いたのは夜中12時でした…車に弱いので疲れましたが、ステーションが完成したあとは、今度はモンテベルデから歩いて泊まりに行こうと計画してますが…。
とりあえず、簡単にご報告まで。
毎日暑いようなので、お体にお気を付けてください。皆さまによろしくお伝えくださいませ。
ではまた。
Sayori Kai

写真1 各フロアには50人ほど入れるそう
写真2 シャンパンで乾杯
写真3 ボブとマリア
写真4 前日がカルロスの誕生日だったのでお祝い
写真5 各部屋バルコニーつき