2008年11月29日土曜日

10月31日CL公式声明

公式声明
2008年10月31日

モンテヴェルデ保全連盟(MCL)は、民間非営利組織であり、過去20年間に渡り環境教育、環境保全及び自然資源の持続可能な使用の推進を中心に活動してきています。そして今日MCLは重大な環境テーマである「金属の露天掘り」について公式声明を発表するものです。この声明は、コスタ・リカ北部にあるサン・カルロス地方のラス・クルシタス地域が、政府に対して金鉱石の露天採掘を行うことの許可を与えたことを踏まえてのものです。この鉱山は中央アメリカにおいて最大の露天掘り鉱山となるものとみられますが、既にその地域にはほんの少ししか残っていなかった熱帯雨林を開墾し始めているのです。これにより、膨大な数の野生生物によって成り立ている固有の生態系が見られる、広大で重要な生物多様性の宝庫がすでに破壊されてしまっています。

以上の理由により、MCLは以下確認するものであります;つまり

a.露天堀りは環境に対する最大の破壊活動のひとつであり全地球規模で考慮されるべき問題であること、
b.地中から取り出される金の量は非常に微量であることが多く、その抽出が成功するためにはとても多くの鉱石を処理しなければならないのである。たった1グラムの金を得るためには最低でも6トンの鉱石(土とその他の成分)が掘り出されねばならず、更に金を分離抽出するために、猛毒である青酸化合物やその他の有毒な化学物質が掘り出された鉱石と水との混合物に添加されなければならないのだが、それらが環境に残留するのは明らかである。
c.採鉱による主な影響は;森林、土地及び景観の破壊;大量の水の使用(小規模な鉱山ですら、1時間で使う水の量は1家族が20年間に使う量に等しい);何百年も残留する危険な化学物質による、水、空気、土地の汚染である。
d.生じる雇用は最小でしかない。というのも、採鉱に使われる現代技術は高技能の技術者を必要とするからであり、従って健康や安全に及ぼす影響を考えた時社会に与える影響はとてもネガティヴである。
e.わが国の経済はかつて鉱業に頼ったことはなく、そして利益を生んだ採掘の例は非常に稀である。

これらの事実の上に立ち;モンテベルデ保全連盟は、その使命を実行するにおいて、以下宣言する:

*自然資源と地域に直接的な害をもたらす破壊的活動による開発にはノーを。
*コスタ・リカ北部のサン・カルロス地方のクルシタス、及びコスタ・リカ内の他のいかなる地域における金属の露天掘り鉱山にノーを。

更に、我々は自然資源の保全に取り組む他の諸団体を支援・連帯し、鉱山のようにこの資源を損ねようとする試みには反対して戦うものである。

最後に、政府当局が環境への影響に関して専門家と協議し、その結論が自然資源や将来の地域開発に悪影響を与えないようにする為に、その地方における累積的影響及び相乗的影響と環境への影響の研究を統合するように要求するものである。

0 comments: